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◆◆ 時は金なりと言うけれど・・・
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Hi! NAOです!


「時は金なり」と昔から言いますが、
現代社会ではより一層、
スピードが重視されていますよね。

様々なものがこれまでに比べ、
より早くなり、
我々もそれをよしとしています。

だけど、ここまでしなくても・・・。

と思わず言ってしまう程、
スピード重視な話題を
見つけましたのでご紹介します。



それは、ギリシャのコリントス運河。

コリントス運河は、エーゲ海と
コリンティアコス湾を隔てる丘を、
一直線に掘り進めた運河で、
全長が6343mあります。


この場所に運河を掘ると言う構想は、
かなり古くからあって、
古代ギリシャ時代までさかのぼります。

古代ローマ時代には、カエサルや
カリグラ帝も関心をもっていたそうで、
ネロ帝の時代には、実際に工事を進めましたが、
反乱により中断された事もあるそうです。


1869年にスエズ運河が開通した事に触発され、
コリントス運河建設の機運が高まり、
紆余曲折ありながらも、1893年に完成。

構想から完成まで、
実に長い時間をかけた運河なんですね。



第二次世界大戦中にはドイツ軍が
運河を利用するのを阻止するため、
意図的に運河を破壊した歴史もあります。


この運河の完成で、従来のペロポネソス半島を
大きく迂回するルートに比べて、
航路が400kmあまり短縮されたと言います。

地図を見れば、この運河がない時代が
どれだけ大変だったかお分かり頂けます。

http://g.co/maps/eauxx

そしてこの運河は、幅が25m未満しかないので、
少し大きな船が通ると、岸壁スレスレ、
ぶつかってしまわないかと心配になる程です。


http://izismile.com/2012/03/10/great_pictures_of_corinth_channel_11_pics.html


確かに400kmもの距離を
一気に短縮出来るのは魅力的なのですが、
もう少し余裕を持って進みたいものですね。




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■ 今日の英単語チェック
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水曜のメルマガでは話題に出てきた言葉を
ピックアップして、英単語で紹介します。


さぁ、それでは、
今日の英単語をチェックしてみましょう!


Time is money.
時は金なり


ちなみに、「時は金なり」と言う諺は、
ギリシャの「時は高い出費である」が
起源と言われています。

16世紀後期からは、英語圏で、
「Time is precious」の形で
多用される様になります。

そして、ベンジャミン・フランクリンの
書物によって、「Time is money」の形で
広く知られる様になったそうです。


それでは、今日はこの辺で。

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