いきなり答え:
日本には羊と羊飼いがいないから(いなかったから)

組織的に新興宗教が教えを広げたい場合、
宗教というのはその土地の文化と環境に左右される。

自然の中で暮らす民族はとうぜん自然崇拝となり、
文化の中で暮らす民族はその土地にあったメシアが
掲げる宗教を愛することになる。

現在のキリスト教会の人口10万人あたりの県別数をみてみると、
北海道が沖縄に次いで2位なのである。

沖縄はアメリカ軍の影響、
長崎はポルトガルの影響で信者が伸びたが
これはある意味外国人の組織的布教が原因である。

しかし、北海道は西洋に占領されたり、
特別に江戸時代から西洋と貿易していたわけではない。

普通の日本の領土である。

なぜ、ここだけキリスト教が広がるのか。

理由は簡単である。

酪農が中心の農業のため 
羊や牛などの酪農を普段から目にすることができるため、
羊飼いと羊の聖書によく出てくる話が理解できるのである。

聖書はたとえ話でできている。
そのためたとえ話が理解できないと
聖書の意味がわからない。

私が「いきなり団子」をたとえ話に持ってきても、
これを理解できるのは熊本の人だけとなるのと同じである。

日本にキリスト教が広がらなかった理由は

「酪農が主体の農業ではなかったので、羊と羊飼いのイメージができないから」

である。

江戸時代においては、
聖書に出てくるパンやワインの話も理解不能であっただろう。

つまり、人間はイメージできないことは
どんなにローマ軍から認められ世界を席巻した強力な宗教であろうと
受け入れられないのである。

ということは、英語が話せるようになるには、
自分が英語を話しているイメージがどれだけ大切かということである。

もう鎖国の時代ではないのであるから、
そのイメージが難しくないであろう。
(今すぐやろう)


実は、人生イメージ通りになるのである。

- Nori


P.S.
逆に言えば、
英語の感覚がイメージできないのは、
キリスト教が広まらなかったから!?

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